JST SICORP(戦略的国際プログラム)によるイスラエルとの共同研究プロジェクト「先進 ICT を用いた淡水生態系復元力の監視」にデータ同化研究チームも参加しています.
このプロジェクトの目的は,日本の琵琶湖とイスラエルのキネレット湖(ガリラヤ湖)を主な対象として ICT を用いた水環境の迅速監視手法を開発することです.データ同化の技術は,湖内の流れ場やプランクトンのふるまいについて,それらの再現性や予報精度の向上に寄与すると期待されています.
4月13日(土)にはイスラエル側の研究者も交えて琵琶湖の観測を行いました.大津港から「はっけん号」に搭乗し,琵琶湖北湖に設置していた観測用の係留ブイを回収するとともに,数か所で SASV(Solar-powered Autonomous Surface Vehicle)を運用しました.
はっけん号
SASV
琵琶湖上で運用中の SASV